お知らせ

令和6年度 第2回学術研修会

令和6年度第2回学術研修会のご案内です。

 

日 時:令和6年6月16日(日) 9:30~11:30

演 題:「SPT・メインテナンス期間中における力のコントロール」

講 師:小西歯科医院 歯科医師 小西 弘晃 先生

会 場:香川県歯科医師会館 3F多目的室

開催方式:集合型

参 加 費 :5,000円(但し、香川県歯科衛士会会員及び学生部会員は無料

 

香川県歯科衛生士会会員外、学生部会員外の方には、下記からお申込後に、ご指定のアドレスに受講料の振込先をお知らせいたします。

 受講料のお振込をもって申込みを完了といたします。

 

※当日は会場の駐車場が使えませんので、お車でお越しの場合は近くのパーキングにお停めください。

 

*小西弘晃先生からのメッセージ*

長期間の①歯周病治療のサポーティブ・セラピー(SPT)、②う蝕管理(カリエス・コントロール)、③補綴物の維持管理、④インプラント・メインテナンスにおけるプラークコントロールの重要性は広く知られています。 

 一方で、プラークコントロールが良好な症例であっても、定期受診中に歯の喪失に至ってしまい、来院者と担当歯科衛生士/歯科医師ともに落胆し、その結果として、残念なことに通院が途絶える事も経験します。 

 来院者には『頑張って通ったのに』、『言われた通りに歯を磨いていたのに』という無念が、医院側には『プラークコントロールは良好だったのに…』、『精一杯丁寧にプラークを取り除いていたのに…』という無念が残ります。お互いに懸命に歯を大切にしてきたのにその努力は実らず、結果として歯を失う経験をすることは、『歯』だけではなく、信頼も自信も失うことになり、関わる全ての人にとって、大きな損失になると感じます。 

では、プラークコントロールが良好でも、歯を失う原因はなんでしょう? 

 私たちの医院では、力のコントロールの不備と考え、歯の喪失3大原因である ①歯周病、②う蝕、③歯の破折に、歯にかかる力がどう関係し、日常臨床の中でどう改善するかをスタッフ一丸となって考え、取り組んでいます。

 はじめに、日々の臨床で経験した咬合力が関わるトラブルに、論文から得られた知識を加えてお見せします、力のコントロールがSPT・メインテナンス期間中に重要であることをご理解いただければと思います。 

 次に、歯の異常接触癖(TCH)に始まり、これまで取り組んできた①咬合調整やナイトガードの使用、②アライナー型矯正治療装置を用いた不正咬合の治療、③離乳食指導におる口腔機能発達不全の予防による、『咬合力も管理するSPT・メインテナンス』をご紹介します。 

 日々実感している、SPT・メインテナンス期間中の『歯にかかる力の管理』の大切さをお伝えできれば幸いです。

 

 

申込期限:令和6年6月9日(日)

 

【申し込み方法】

下記URLもしくはQRコードからアクセスし、必要事項をご記入の上お申込みください。

https://ws.formzu.net/sfgen/S92887637/