活動報告

令和3年度 第4回学術研修会(病診連携歯科衛生士研修会)を開催しました

日時:令和3年12月5日(日)10:00~12:10
開催方式:Web開催
内容

第一部 講演『口腔がん・口腔粘膜疾患の見方』
第二部 グループワーク
『がん化学療法放射線治療中の患者さんが歯科を受診したら』
講師:三豊総合病院 歯科・歯科口腔外科部長 岸本 晃治先生(日本口腔外科学会専門医・指導医,日本がん治療認定医機構がん治療認定医)

第一部での講演では、口腔潜在的悪性疾患(OPMDs)から口腔がん検診(スクリーニング)の手順や口腔がん検診の10のポイントなど、様々な症例を通して具体的にお話ししていただきました。患者さんと接する時間が一番長いのは歯科衛生士であり、口腔内の病変にいち早く気づいたり、患者さんの訴えを傾聴するなど、歯科衛生士の役割は非常に重要である、と岸本先生よりお言葉をいただきました。
第二部のグループワークでは、がん患者への歯科診療の実際や、日々の診療で気になること、知りたいことをテーマに、病院、診療所等の垣根を超えて様々な意見を交わし合いました。職場以外の歯科衛生士と接する機会が少ない今、このような場で意見交換ができ有意義な時間になりました。